仮面作家であり、陶芸家でもある坂爪康太郎氏制作の陶磁器作品を撮影、ギャラリーページを公開しました。
https://www.eriyaosaki.com/virtual-roquro
作品シリーズ名は「Medium」です。陶磁器は手びねりか電動ろくろで制作されるのが一般的ですが、これらはバーチャルろくろシステム「ROQURO」を使用してつくられた作品群となっています。
「ROQURO」は手の動きをセンシングすることで、画面上で器の3Dモデルをデザインすることができるシステムです。気に入った形ができればプラスチックや陶器などの素材で好きな大きさに3Dプリントし、日用品として使用することができます。開発者は株式会社メルタの東信伍氏です。
「Medium」シリーズの中には、釉薬の表情に特徴を持たせた一点物も多く存在します。撮影した写真はそれらの記録であると同時に、「3Dデータからプラスチックへ、そして土から器へ」と、様々なメディアに変化する「Medium」シリーズを多面的に楽しんでいただく試みです。コンセプトについてはサイト冒頭に掲載しています。
また、2020年2月8日に浅草橋「うそのたばこ店」で開催された展示会では、器を購入された方が多くいらしたと聞いています。皆様の手に渡った器の違った一面を楽しんでいただければ幸いです。
▽陶磁器/P&A by 坂爪康太郎
https://www.instagram.com/panda_ceramicware/
https://tumemblr.tumblr.com/
▽ROQURO/株式会社メルタ 東信伍
https://roqu.ro/
https://sngazm.info/
https://melta.co.jp/
▽うそのたばこ店
http://usonotobacco.com/