"GARGANTUA"
素材:陶磁器
技法:鋳込み
陶磁器制作年:2020年
写真制作年:2021年
素材:陶磁器
技法:鋳込み
陶磁器制作年:2020年
写真制作年:2021年
【撮影コンセプト】
映画『インターステラー』に登場する架空のブラックホール「ガルガンチュア」をテーマに制作された、うつわの写真作品です。これらの陶磁器作品は、2018年より続く『medium』シリーズの一環として制作され、特徴的な形状はバーチャルろくろシステム「Roquro」を用いてデザインされています。幼少期からSFアニメや小説に親しんできた陶芸家・坂爪氏は、「陶芸におけるサイエンス・フィクションは可能か」という問いを探究しながら制作を続けています。本撮影では、作品に込められたSF的な世界観と、器が持つ造形美や存在感を写真によって可視化することを意識しました。また、うつわの展示販売会では、これらの写真を作品と共に展示し、坂爪氏のビジョンを空間全体で表現しました。
陶芸家・坂爪康太郎より
「工芸 × テクノロジー」といった切り口で語られるバーチャルろくろですが、これを用いて制作する『medium』の形状には近未来的とも原始的とも言える表情の豊かさがあり、常識の枠を超えた印象を与えてくれます。10代の頃からSFアニメや小説に親しみ、「もしも、無重力でろくろが挽けたら」という壮大な妄想物語が創作をする一つのきっかけなのかもしれません。 「陶芸におけるサイエンス・フィクションは可能か?」という自身の問いと思索の軌跡が、「うつわとしての形態を獲得した」と形容するのは大袈裟でしょうか。